皆さん お疲れさまです。
しばらく前から、アフリカ東部の国ウガンダに出張しております。
明日(3月10日)から30日間のラマダン期間に入ります。
ムスリムの習慣のひとつ「断食」が日の出から日没まで行われるんだそう。
この期間、イスラム教信者の方たちは特にイライラして犯罪が増えるんですって。
最後の平和な週末に、少しだけお買い物に出かけてきました。
そして、「はじめ人間ギャートルズ」みたいな大きなお肉をパチリ。
まぁ、こんなのを焼き上げる設備や技量は持ち合わせてないので、眺めるだけですけれど。
私は多くの日本の皆さんと同様、「困ったときにだけ神頼み」の無神論者です。
でも、若かりし頃に減量のあるスポーツを長年やってたので、長期間空腹で過ごす苦しさはわかります。
しっかし、もし仮に神さまが居るのだとしたら
みんなを困らせるような習慣なんて、作るはずはないのにね。
イラストは、「がんばれ! おでんくん」より
かなり前 初めてムスリムの国に入る際の乗り継ぎのラウンジで、豚肉を浴びるように食べてる同僚がいて
私 「それって、そんなに美味しいの？」
同僚 「ううん、いたって普通。でもね。ムスリムの国に入ったら、豚肉が無性に恋しくなるんよ。」
私 「なぁ～に、それ早く言ってよ。」
って、マネして豚肉をお腹いっぱい食べたことがありました。
その出張の際は途中で豚肉が恋しくなって、地元では数少ない韓国料理やさんで豚キムチをいただきました。
普段、豚肉なんてあたり前に食べてて、恋しいなんて思うことないのにね。
さてさて、この買い物にご一緒したA氏が
A氏 「お昼、みんなでどっか食べに行かない？」
とお誘いしてくださったんですが
B氏 「すみません。日本からたくさん食料持ってきちゃってて、消費しないとなんで部屋で食べます。」
A氏 「そかぁ～、しょうがないかぁ。」
そして、後にB氏が私に小声で
B氏 「後でラーメン作るから食べに来てよ。A氏といっしょに飯は嫌なんだよね～。」
ですって。
確かにA氏は道端で駄々をこねる子どもが、そのままご年配になったような方。
室生犀星の「故郷は遠きにありて思ふもの。」のように
A氏に関しては、「またやってるよ。あの爺〇ん」くらいな感じで、遠巻きに笑っていたい方ではあります
そして今日も、こんな赤土色の道路に車を走らせながら
シアワセな国、日本に思いを馳せるのでした。
